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問題提議のドラマ [娯楽]

久々にドラマネタを・・・。

今季のドラマはこれといって魅力的なものがあまりなかったように個人的には感じましたが、中でも
「3年A組 今からみなさんは人質です」というドラマは、演技力に定評のある菅田将暉さんが主役だったということもあり、昔から3年B組金八先生を見てきた世代なので、かなり期待できるなと思って最初から注目はしていました。
観てみたらさすがに前評判通りで、展開が読めない内容だったのもありますが、菅田さんの迫真の演技は、
まさに現代版金八先生ともいえるぐらいのもので、毎回感動しました。

最終回は久々にドラマで涙しましたが、主人公のブッキーこと柊一楓は、末期がんで余命を宣告された状態の中、まさに命がけで10日間、生徒を人質にして学校に立てこもり、一人の自殺した女子生徒がなぜ心を病んで命を絶ったのかというテーマを生徒みんなで考え、そして世の中に問いかけるという物語でしたが、最終回まで本当の目的がわからなかったのです。

でも、衝撃だったのが、生徒の自殺の原因は「SNS」だったということでした。
昨日のニュースでも、女子高生がSNSによるいじめで自殺したということが言われていましたが、本当に
便利な時代になり、顔の見えない凶器としてSNSは時に人の命すら奪うということを、ブッキーは命がけで伝えたかったわけです。
特撮シーンが出てきたり、ちょっとありえないシーンもありましたが、この最終回で訴えたかったことは、本当に今の時代ならではのテーマだと思いました。

もちろん、SNSは時にはよい影響を与えることもあるので今の時代には必要不可欠ともいえるツールですが、顔の見えない相手を匿名で攻撃するということができるため、無責任な発言がどんどん拡散してしまい、事実がどんどん捻じ曲げられてしまうという恐ろしさも含みます。

芸能人でも、何か意見を書くとすぐに「炎上」してしまう世の中です。
イメージでその人を勝手にとらえられてしまうがために起こることのようにも思います。

そうして、どんどん本音が言えなくなっていくことがとても恐ろしいですし、実際、私もネット社会には年齢的になかなかついていけない部分も多いのですが、実際に顔の見えない人と相対することも多いですから、責任を持って言動に注意はしているつもりでも、相手には違う意味合いで伝わってしまうことも多々あるので、本当に怖いのです。
本当はすべて直接鑑定にしたいですが、遠方の方とやりとりするにはネットという便利なツールを用いなければ今の時代仕事もできません。
その分、直接顔を合わせて「対話」するということが億劫になっていき、私自身、いつしかネット中心の生活に傾きつつある自分もちょっと顧みないといけないなと思いました。
もともと、相手が何をしているかわからないため、電話はあまり好きではないのですが、ネットだと24時間いつでも見ることができるため、どうしても頼ってしまいがちです。
でも、一つの発言を見る人は必ず何人かいるわけですから、見た人がすべて同じ感覚でその発言をとらえるかどうかは、全くわからないわけですから、そこが怖いです。

いろんな考え方の人がいて当然だという柔軟性を持った人ばかりだったらいいですが、それを一切許さないというタイプの人もいますし、その人本人にしかわからない事情もみんな抱えていたりします。

そんな、インターネットの功罪について今まではっきりと打ち出したドラマはあまりなかった気がします。

いろんなことを考えさせてくれるこの「3年A組」のドラマでしたが、これからの世の中を担っていく若い人たちには熱いタイプの人とか、熱血漢のような人は、松岡修造さんぐらいしか受け入れられないのかなと思っていましたが、なかなかどうして、ブッキーが遺したものはとても大きかったように思います。

と、久々にかなり感情移入できるドラマでした。

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